寄付金のお願い(募金趣意書)
浦和ルーテル学院は、1953年に米国ルーテル教団ミズリーシノッドにより、キリスト教伝道の一環として、さいたま市駒場の地に聖望学園小学校という校名で創設されました。当時、男女二名ずつ四人の児童と、校長先生それに二人の先生という小さな学校として歩みを始めました。
その後、学院は建学の精神である「神と人とを愛する人間、神と人とに愛される人間」を掲げ、キリスト教主義、12年一貫教育、英語国際教育、少人数で一人ひとりを大切にするきめ細かな教育を実践して、70有余年の歴史を歩んでまいりました。その間、2015年に現在の浦和美園に移転し、2018年には青山学院大学と系属校協定を結び、校名を青山学院大学系属 浦和ルーテル学院小中高等学校と改めております。
今日の学院の大切な教育課題、それはギフト教育の実践です。一人ひとりの子ども達が神さまから与えられた、かけがえのないギフト(賜物)を磨き、世界の隣人のために役に立てること。周りの人を幸せにし、自分自身も幸せに生きること、それがギフト教育の目標です。
その実践として、聖書の「惜しまずに豊かに蒔く人は、刈り入れも豊かなのです」(コリントの信徒への手紙二9:6)という教えに基づき、自分のギフトとは何か、それをどう磨き、隣人のためにどう活かすか、主体的に考え探究していく人間を育てることに取り組んでまいりました。また、もうひとつ、多難な時代の中にあっても、聖書の「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」(ローマの信徒への手紙12:15)という御言葉に倣い、愛を通して平和を実現しようとする心を持った人間の育成に邁進してまいりました。
こうした学院の教育目標の実現と、子ども達のいっそうの成長のために、今後とも教職員一丸となって取り組んでまいります。何とぞ、学院の目指す教育理念をご理解いただき、施設設備の充実と教育活動の支援に、皆様方のご高配、ご協力を賜わりますよう、心よりお願い申し上げます。
学校法人 浦和ルーテル学院 |
理事長 福島 宏政 |
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青山学院大学系属 浦和ルーテル学院小中高等学校 |
学校長 福島 宏政 |