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浦和ルーテル学院

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寄付金のお願い(募金趣意書)

1953年、米国ルーテル教団ミズリーシノッドにより、キリスト教伝道の一環としてこの地に聖望学園小学校として男女2名ずつ4人の児童と、校長先生それに二人の先生で開校されました。
初代校長のロバート・エップ先生の「人を思いやり、物怖じしないで積極的に、そして人を差別しない」という教えを基に、学院の建学の精神である「神と人とを愛する人間、神と人とに愛される人間」を掲げ、キリスト教主義、12年一貫教育、少人数で一人ひとりを大切にするきめ細かい教育を実践して今年で60年になります。
 米国ルーテル教会婦人団体の献金によって1965年に竣工した現在の初等部棟も半世紀を迎えようとしています。2011年3月11日東北関東地方を襲った大震災の爪跡は深く未だ復興の途上であり、避難生活を余儀なくされている多くの方々がいます。幸いにも学院の建物には被害が及ばず現在に至っております。
 児童生徒の安心安全を考え取り組んだ耐震補強工事計画も、様々な点から駒場の地では無理であることが分かりました。耐震補強工事で重くなる建物は地耐力不足のため地盤強化が必要になり、多大な経費と長い工事期間が課せられます。また、体育館や中高等部棟など耐震検査に通っている校舎を残した建て替えの場合、現在の初等部棟の容量を確保することができない等の理由で美園の地に全面移転することを選びました。農業振興地であったこの地を多くの方々のご協力とご理解と賜りまして学校用地に変えて頂きました。
 キリスト教主義教育、12年一貫教育、一人ひとりを大切にするきめ細かい教育を柱に、建学の精神である「神と人とを愛する人間、神と人とに愛される人間」を全ての教育活動を通して具現化して参る所存であります。知識も体力もそして豊かなこころを持った子どもたちを教職員一丸となりまして育んでいかなければなりません。
 災害にも対応した強固な建物施設で、安心して教育活動に臨むことができ、教育内容を更に充実させることが学院の使命であります。
 何卒、この趣旨にご理解を賜りまして、募金へのご協力を厚くお願い申し上げます。

   2013年12月        

美園移転新築事業寄付金募集委員会(役職名は設立時)
委 員 長 学校法人理事 安藤 誠四郎
副委員長 教育後援会会長 塩 野  潔
 〃 PTA会長 秋 元 利 英
学校法人評議員 江 本 真 理
理事・同窓会長 小林 賢太郎
委  員 後援会副会長 塚 越  香
後援会理事 斎 藤 恵 介
PTA役員 野 村 将 彦
学校法人評議員 篠 原 忠 晃
     
学校法人 浦和ルーテル学院 理事長 東海林 敏雄
浦和ルーテル学院小・中・高等学校長 藤倉 二三男
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